必死すぎるガソリンスタンド。

必死すぎるガソリンスタンド。

先日、普段使っているセルフのガソリンスタンドの近くにある、有人のガソリンスタンドに行きました。
そこは以前はよく利用していたところで、価格がそのエリアではかなり安いんです。
今メインで使っているセルフスタンドが近くにできてからも、値段をセルフに合わせたりして、
かなり努力しているスタンドでした。
その日はちょっと理由があって久しぶりにその有人のスタンドに行ったのですが、
相変わらず、有人の割にはセルフと同じ値段でやってます。すごすぎる。
がしかし、どうも店の雰囲気がおかしい。
店員さんが、みなヤンキー上がりor現役みたいな構成になってました。
その時点でもちょっとヒいたのですが、特に態度が悪いわけでは無いのでまぁ良いかと思ってたところ、
一人のお兄ちゃん店員から、
兄ちゃん「点検させていただきますんで、ボンネット開けていただけますか」
という声が。
まぁ良くありますよね。以前なら「いいです」と言ったところなんですが、その日はなんとなく、
ボンネットを開ける事にしました。
するとお兄ちゃん店員がなにやらオイルを抜く注射器みたいなものを持ってる。
あーこれはなんかやるな。いろいろ点検しちゃうわきっと。と思ったら案の定
兄ちゃん「今ミッションオイルを点検させてもらったんですけど、結構汚れてますね」
と、注射器みたいなものを自分に見せてきました。
確かに見ると色はちょっとにごっているようには見えましたが、その後兄ちゃんが、
兄ちゃん「だいたい7万キロぐらい走ってくると、これぐらい汚れてくるんですよねぇ」
っておい、誰も走行距離の事言って無いでしょ。どういう判断でその数字が出たんだか。
すかさず、
自分「あーそうですか。でもこの車新車で買ってまだ2年半なんで走行距離2万キロちょいですけど」
って言い返しました。
兄ちゃんも負けません。
兄ちゃん「あーでもこれぐらいの色でしたらもう交換したほうが良いと思いますよ」
とにかく交換なんだ(汗。そうですかそうですか。
走行距離を読み違えた事はどこかにいってます。
自分「あーそうですか。じゃあいつもの点検出してるディーラーで交換してもらうようにしますよ」
と返したら、衝撃の一言が
兄ちゃん「いやーこの辺ってディーラーさんでもあんまりちゃんと点検してくれないところなんで。うちはしっかりやりますよ!」
えーーーーーーー
そんなディーラーあんの?
ミッションオイル・・・まぁATなんでオートマオイルですよね。
最近は寿命が伸びて買い替えまで交換不要といわれているオイルですよ。
よほど変速時のショックが大きくなってきたら変えるかもしれないけど、そういうわけでも無いし。
だいたい、まずはその辺から攻めるでしょう?
 「走行距離はどのくらいですか?」「新車ですか中古ですか?」
 「変速時のショックが大きくなってきてませんか?」
 「ドライブに入れたまま止まっている時、以前より振動が大きくなってきてませんか?」
それぐらい質問されてから色の濁ったオイルを見せられれば、多少は信用できるかもしれないですけどね。
とにかく彼から受けた印象は、”あーとにかくオイル交換したいんだなぁこの人”
という事しかありませんでした。
以下かわいそうな人を見るモードで
自分「ははは・・・そうですか。まぁ、いいですよ。とにかくあんまり時間無いんで今はいいです」
と返したんですが、すかさず
兄ちゃん「いや、交換はすぐできます。大体7分ぐらいですぐできますよ」
えー早い!。早すぎて心配になっちゃうぐらい(汗。
もう2,3回ぐらい会話が終わらないんなら名前を聞いてメモってやろうかと思ったんですが、
カミさんが先に限界に達してしまい、
カミ様「ほんとに今日はいいです!もう結構なんで!」
ということでバシッと断ってしまいました。
んー、それで終わってしまうのももったいないなぁ・・・とは思いましたが(然るべき所に苦情を言うとか)
よっぽどカミさんが機嫌悪くなるほうが怖いんで、これでよかったんだと思います。
まぁしかし、それぐらい強引にメンテナンスをやって稼がないと、儲けが出ないんでしょうね。
セルフ化せずに、雇用機会も減らさずに、なんとか経営を続けようとしている
そのガソリンスタンドの姿勢は一部は見習わないといけないかもしれないですね。
合理化することばかりが良いとは限らないと。
ただできれば、もうちょっとうまくメンテナンスをしたくなるように仕向ける会話術というのを
店長は教えてあげればよいと思いました。
え?彼が店長だったら?
それはもう・・・年内にセルフ化でしょうね(涙。

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