今まで使っていたコーヒーメーカーが壊れてしまったというか、ドリップし終わった後で捨てるコーヒーの粉を見たら、全然お湯が回ってない箇所があることに気づいてしまい、
「うわ、もったいな!」
ってなってしまったので急遽買う事にしました。
買ったのはシロカのSC-A211というコーヒーメーカーで、見た目もよくて価格も1万円ぐらいだったのでサクッと購入してしまいました。
後は古いコーヒーメーカーを廃棄して終わり、だったのですが、実はこのコーヒーメーカー、製造年が00年と書いてあるシールが貼ってあります。
発売からすでに21年が経過しているかなり古いものなんです。自分の身の回りにある家電の中で、ここまで長い年数同じものを使い続けているものなんてなくて、そう考えるとかなり思い出深いものに見えてきました。
自分の人生、細かくは書きませんが今は昔とは違う家庭を築いており、このコーヒーメーカーは以前の大家族だったころから所有していたもの。(所有と言ってもおそらく当時の自分がチョイスしたかは怪しいし、メインで使っていたのも自分じゃない気もしますが…まあその話はこの辺で)
とにかく、キッチンに鎮座しておりいろんな自分の家庭の状況を見てきたことは事実。もちろん自分一人でコーヒーを作って飲むことだってありました。そして今は当時とは違う人とコーヒーを作って飲んでいる…。
もしコーヒーメーカーと会話できるなら「あなたもいろいろあったねぇ」と遠い目をされながら話しかけられそうですが、それはお互いさまで「いやそんな中、君も黙ってコーヒーを作ってくれてどうもありがとうね」とお礼を言いたいぐらいなんです。
ということで、このまま廃棄するのも寂しいな、という気持ちになってしまい、動画に残しておくことにしました。
誰得?な動画ですけど、こればっかりは俺得!でもいいでしょう。そんなもの動画なんて撮ってないですぐに捨てなさいよ!という女性の声も聞こえてきそうですが(笑)、この気持ちは一部の男性にだけでもいいので理解してもらえることを祈っております。
撮影機材:EOS 5D MarkII + EF50mmf1.8II
編集:DavinciResolve