ツイッターでも何度か書いたのですが、初期型PS3のネットワーク周りが故障?してしまい、PS3を使用中に突然ネットワーク接続が切断されてしまうという現象になってしまいました。
一度おかしくなってしまうと接続を無線LANに切り替えようとしても直らず、PS3を再起動しないと復旧しないという状況です。
数ヶ月前からその状態だったのですが、だんだんとその頻度が上がってきたので、家族からも
・サーバにある動画データが見れない(DLNAサーバに接続できなくなるので)
・torneは見れるけど、nasneで録画したデータが見れない
などという苦情が増えてしまいました。
有線LANと同時に無線LANもだめになるので、ハードウェアというよりはOSの問題のような気もするのですが、騒音問題を解決するためにずいぶん前に封印シールをはがしてしまっているので、いまさら修理にも出せず、思い切ってPS3を買いかえることにしました。
購入したのは、最新モデルのCECH-4000です。
一つ前のモデルと比べて、この型は結構うるさいと書かれていたので心配していたのですが、初期型に比べたら静かなもんなので、安心しました。
静穏性に定評のある一つ前のモデルも売ってましたが、ほぼ同価格で本体HDDは最新型の方が多いし、結局はこちらを選んでよかったと思っています。
さて、後はtorne,nasneの録画データを移行しなくてはならないのですが、ネット上を見ていると、nasneはNASということもあり、PS3との紐付きがtorneほど厳密じゃないようで、特に問題なさそうですが、torneに関しては移行に失敗して録画データが消えてしまったという話が結構出ています。
torneでは1TBのHDDの中に90%近くの録画データが入っているほか、PS3本体にも100GBぐらいの録画データがあるので、これが全部消えるなんてことになったら家族になにを言われるかわかりません。
父親のわずかに残っている威厳が吹き飛び、家族からの信用も失う事態になってしまいます(汗。
※そもそも、自分が録画しているデータなんてごく一部なんで正直消えてしまってもどうでもいいのですが・・・なんて事は一切言えず、とにかく失敗しないようにするしかありません。
そこで先人たちの知恵をお借りさせていただいたのですが、こちらのブログ(http://hidekyan.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/playstation3-to.html)の方が非常に丁寧に解説してくださっているので、大変助かりました。
また、念のため複数の同様のサイトを見ているうち、一つ追加しておいたほうが良い作業を見つけました。
それは、
・データ転送ユーティリティを起動させる前に移行前、移行後双方のPS3にて、インターネット接続を「無効」にしておく
ということです。
特に無線・有線どちらでもインターネットに接続できるような設定が入っている場合は、「無効」にしておいたほうが良いみたいです。
データ転送ユーティリティは2台のPS3をLANケーブルで接続するので実際には有線接続を行うのですが、インターネット接続するわけではないし、通常使っている設定を利用するわけではないので、「無効」でも良いということみたいですね。
(移行元PS3から先にデータ転送ユーティリティを起動する手順じゃないと動作しないので、おそらくは移行元PS3がDHCPサーバになったりするんでしょうね)
これで方法はわかったのですが、我が家の旧PS3は
・PS3を使用中にネットワークが急に使えなくなる
というトラブルを抱えている機体ですので、もしデータ転送中にそんなことになったら・・・まさか双方のデータが消えてしまったりするのでは?とかなり心配でしたが、何とか無事にデータ転送が完了し、移行することが出来ました。
※同じトラブルに悩まされている人でデータ転送ユーティリティを使っている人を見かけませんでしたので、ここが一番心配でした。
ちなみに、転送が開始されると何%進んでおり、あと何分で終了するかという目安が表示されるのですが、実際にその1.5倍ぐらいの時間がかかったように思えます。
いずれにしても、終了するまで本当にドキドキもんでした。
最後に移行後の作業ですが、全ての環境設定が移行されたわけではなく、移行後のPS3の方でいくつか設定を行う必要があります。
まあ、ここまでくればもう楽しみながら出来ると思います。
ということで、古いPS3はほぼネットワークを使えないと思って、ゲーム専用機に成り下がる感じですね。いつか、グランツーリスモなどのレーシングゲームをトリプルモニタでやる日を夢見て、とっておきたいと思います。