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EOS RPでついにフルサイズミラーレスの世界に。

EOS 5D markIIを購入してからというもの、60Dや5D初代とは世界が変わって楽しく撮影をしていたのですが、写真はさておき、やっぱり動画が気になっていました。

5D MarkIIでも動画撮影は行えますが、フルHD 29.97fpsが上限で、今となっては物足りなさを感じますし、AFが弱いというのも弱点です。じゃあ、5D MarkIIIや6D系の中古を買おうかな、とも思いましたが、ここは思い切ってフルサイズミラーレスに行こうかということで、いまだに人気のあるEOS RPを購入しました。

SONY人気もありますが、やはりRPにしたのはレンズ資産を使いたいから。ということで、EF-EOSRというマウントアダプターも一緒に購入。さらに、RFマウントの入門レンズとしては定評があるRF24-105mm F4-7.1 IS STMも同時に買いました。

EOS RP + RF24-105mm F4-7.1 IS STM

Rシリーズの中でもRPにしたのはやはり価格ですね。RAW動画が撮影できないという難点もありますけど、それは不便を感じてからまた考えればいいかなと思っています。例えば来年下取りに出してEOS Rに買い替えるとかですね。まあ、それは少々気が早いので(笑)、まずはEPの撮影を楽しみたいと思います。

とにかく、ISO感度は正義。

RPを手にして思ったのは、常用ISO感度の高さです。5D MarkIIの常用ISO感度は6400だったのに比べて、RPは40000。圧倒的な差がありますね。自分は室内を取ることが多い+手振れ補正レンズは持ってない、という状況を考えると、シャッタースピードを稼ぐのはかなり重要で、そのためにはISO感度を高く設定できることが本当にありがたいです。

逆を言えば、シャッタースピードさえ稼げれば、例えば晴天の日中などは5DMarkIIで撮影する写真と違いがそこまで出ないかもしれないですね。これは改めて、検証したいと思っています。

4K 24fpsの動画が撮影できることが魅力。

RPを購入した目的の一つは4K動画の撮影です。ただし、RPを動画をメインで考えて購入するっていう人はいないはず。

4K撮影時に選べるのは24p(24fps)ですので、スポーツなどの動きの大きい被写体を撮るのには向いていないですね。よく言えばシネマライクな動画しか撮れないので、それっぽい雰囲気を出す動画を撮るのには不都合は無い、ということでしょうか。

本当は、滑らかなスローモーション映像を作るには60fpsも撮れたほうが良いわけですが、それはこの価格で考えたら贅沢というものでしょう。諦めるところは諦めて、できる機能に寄り添った動画を撮るのが一番かと思います。

また、4K撮影時には1.7倍クロップされるため、相当ワイドなレンズを装着しないと広い視野を撮ることはできません。センサーも中央部分しか使わないため、何のためのフルサイズなの?と思う人もいると思います。

でもいいんです。めちゃくちゃハイクオリティな4K動画ではなく、お手軽4Kでいいなら、自分としては十分納得しています。

軽くてすぐ持ち出したくなる。

RPは5D MarkIIと比べてもかなり軽いです。5DMarkIIが810gに対して、RPは440g。そりゃあ持ち出したくもなりますね。ただし、バッテリーが持たないようですので、複数のバッテリーを一緒に持ち歩く必要はあるようです。自分は互換バッテリーのセットを買いました。(互換バッテリーはメーカーは推奨してませんので自己責任で使用してください)

レンズ資産が使えるのは単純にうれしい。

EFマウントをRFマウントに変換するEF-EOSRというマウントアダプターも買いましたので、今までのEF50mm f1.8とか、EF100mm F2.8 マクロ USM も使えます。ずっと中古レンズを買ってきたので資産というほどのものではありませんが、それでもレンズを一から買いなおさなくていいのは気分がいいですよね。同じレンズでも、カメラボディを変えることで写りが変化するのか、なども比較してみたいと思います。

あと、実はマウントアダプターを介することでEF-S用レンズも使える(もちろん他メーカーのものも)というのも嬉しいですね。動画同様、APC-Cサイズの中央部分のセンサーしか使えなくなり1.6倍クロップとなりますが、60Dとそれ用のレンズも持っていますので、こちらも試してみたいなと思っています。

EOS RP + YONGNUO YN35mm F2 EF の作例

F2.2 SS1/250 ISO6400 35mm
F2 SS1/250 ISO320 35mm
F2.2 SS1/250 ISO1600 35mm
F2.2 SS1/250 ISO3200 35mm

EOS RP + EF50mm F1.8 STM の作例

F2 SS1/200 ISO2500 50mm
F2 SS1/200 ISO250 50mm

同時に買った RF24-105mm F4-7.1 IS STMについて。

旅行に持っていくとなると、レンズをコロコロ変えるのはちょっと面倒。やっぱりズームレンズがあったほうがいいかな、と思って探したら RF24-105mm F4-7.1 IS STM というレンズとの組み合わせが初心者にお勧めのようで、こちらも買ってみました。

何気に初めて購入したIS(手振れ補正)付きレンズなんですよね。あと、フルサイズ対応の24mmというのも今まで持ってませんでした。

最近はF2.8前後のレンズばかりを意識してましたが、このレンズがRPとの組み合わせでどう映るのか、楽しみです。

とりあえず、パパっと撮影したものは以下です。

F7.1 SS1/200 ISO12800 102mm
F7.1 SS1/200 ISO12800 102mm

こちらの記事で紹介した機材はこちらです。

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS RP ボディー EOSRP

Canon マウントアダプター EF-EOS R EOSR対応 EF-EOSR

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM

Canon 標準ズームレンズ RF24-105mm F4-7.1 IS STM EOSR対応 RF24-105ISSTM

dsdinner.dai

1976年生まれ。東京都在住。 IT関連の仕事をしているから、というわけではありませんが、電子ガジェットをはじめとするIT系のネタを多く扱っています。 最近ですとカメラ関係もだいぶハマってきています。その他車関係も好きです。安くていいものもありますし、必要な時には思い切ってお金をかけるのは仕方ない、という価値観でいろいろガジェットを買って楽しんでいます。 このブログでは、自分が使ってきたものでも良いものは良い、悪いものは悪いとちゃんと言いますのでご安心ください。

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