ごきげんいかが。PIKOです。
前回は、フタリノカケイボの目的と、2025年6月ごろの立ち上げ初期について書きました。
今回はその続きとして、
「環境構築でどこに時間を溶かしたか」を回顧録としてまとめます。
開発初期に起きる問題の多くは、実はコードそのものより「環境の不一致」です。
ローカルでは動くのに、別環境では動かない。
この差分を潰す作業に、最初の体力をかなり使いました。

最初の壁:動かない理由が分からない
当時しんどかったのは、エラーが出ること自体ではありません。
何が原因で止まっているのかを特定できない時間でした。
– パッケージのバージョン差
– 環境変数の読み込み漏れ
– ローカルとクラウドでの設定差分
– 依存サービスの認証状態のズレ
どれも一つだけ見れば小さな問題ですが、重なると「全部壊れて見える」状態になります。
そこで決めたルール:コードの前に土台を固定する
この時期を抜けるために、次のルールを先に決めました。
.env.exampleを先に整備する- 起動手順をREADMEに明示する
- 「ローカルでの確認項目」をチェックリスト化する
- デプロイ後確認を別手順で持つ
この4つを固定しただけで、
「たまたま動いた」を減らして「再現して動く」に近づきました。
ChatGPTだけでは越えられなかったポイント
当時はChatGPTに聞きながら進めていたので、
コード片の提案は得られます。
ただ、ここに限界もありました。
– 実環境で本当に動くかは別問題
– 接続先(DB/API/GCP)の状態は外から見えない
– 実行順序を間違えると、正しいコードでも失敗する
ここで大事だったのは、
「答えを探す」より「状態を切り分ける」視点でした。
切り分けで効いた実践(当時の学び)
最終的に効いたのは、次のような地味な確認です。
- まずローカル単体で起動確認する
- 次に外部接続(DB/API)を個別に確認する
- 最後にデプロイ環境で同じ観点を再確認する
この順で見ると、
「コードが悪い」のか「設定が悪い」のかが分かりやすくなります。
ここで得た基礎体力は、その後ずっと効いた
この環境構築フェーズで得たものは、速度ではなく耐性でした。
– 詰まっても戻る場所が分かる
– 設定変更の影響範囲を読める
– 後から自動化するための土台が残る
だから後半でCodexやOpenClawに移行したとき、
「新しい道具を使うだけで速くなる」のではなく、
土台があるから速くなった、という実感がありました。
今回の結論
フタリノカケイボ初期の環境構築は、正直かなり大変でした。
でもこの時期を通ったことで、
「再現可能な開発フロー」を作る目線が育ちました。
開発の最初で時間を使うべきなのは、派手な機能ではなく、
明日もう一度同じように動かせる土台です。
もう少しわかりやすく言うと(PIKOまとめ)
この回の要点は、環境構築で迷うのは普通で、
迷わなくする鍵は「手順の固定化」ということです。
- 環境変数をそろえる
- 起動手順を残す
- 確認順序を決める
この3つだけで、開発はかなり安定します。
最後にひとつだけ。PIKOの世界観を映像で見るならこのMVがいちばん早いです。