今後、プライベートでも仕事でも動画編集にかかわりそうだったので、さすがに現状のW530だけでは心許ないため、PCを新調することにしました。
スペースを考えるとノートがいいのですが、ギリギリ動画編集ができそうなノートPCはどう考えても10万円ぐらいしますし、じゃあデスクトップにするか、と思って探したのですが過剰スペックになったり結局足りないパーツを買う羽目になったりしそうだったので、それならいっそ久しぶりにPCを自作することにしました。
最後に作ったPCのCPUは何だっけ?と自分のブログを見返してみたら「Core2Duo E4300」にCPUを換装した、という記事
を見つけました。2007.7.17という日付なので実に13年経ってます(笑。CPUを換装した、と言ってるので、そのPC自体を組み立てたのはもう少し前でしょうからやはり15年ぐらいは経ってるので本当に久しぶりの自作です。
その間はメーカー製の安いサーバを買ったりノートPCにシフトしていたんですよね。しかし15年経っても結局自分の納得のいくPCが欲しいとなったら自作するしかない、というのは変わらないのが驚きです。
ネットを見るだけなら中古で2万円ぐらいのPCでいいと思いますが、それなら中古のiPadでも買ったほうが満足度も高いでしょうし、PCをわざわざ買う事って結構贅沢になったのかもしれませんね。
購入パーツ一覧
とまあ長い前置きはここら辺にしておいて、購入したのは以下のパーツです。
CPU 13,179円(購入当時)
AMD Ryzen 3 3100, with Wraith Stealth cooler 3.6GHz 4コア / 4スレッド 65W【国内正規代理店品】100-100000284BOXビデオカード 14,690円(購入当時)
ZOTAC GeForce GTX 1650 OC グラフィックスボード ZT-T16520F-10L VD7269メモリ 6,280円(購入当時)
TEAM DDR4 2666Mhz PC4-21300 8GBx2枚(16GBkit)デスクトップ用 Elite Plus シリーズ 日本国内無期限保証(永久保証)正規品ストレージ 11,981円(購入当時)
Crucial SSD M.2 1000GB P1シリーズ Type2280 PCIe3.0x4 NVMe 5年保証 正規代理店保証品 CT1000P1SSD8JPマザーボード 7,373円(購入当時)
GIGABYTE B450M S2H マザーボード [AMD B450チップセット搭載] MB4862電源 4,020円(購入当時)
玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS 400W ATX電源 KRPW-L5-400W/80+ケース 3,009円(購入当時)
Thermaltake Versa H17 ミニタワー型PCケース CS7096 CA-1J1-00S1NN-00パーツの選定理由。
CPU
もともとはCPUはIntelにしようと思ってました。今年だとコスパが良いのはCorei5-10400Fが人気ですよね。自分もそのつもりで欲しいものリストに入れていたのですが、購入寸前でアマゾンで品切れ(笑。でも買うと決めたらその日に全部注文して同じ日に到着させたいじゃないですか。ということで急遽2次候補だったAMD系のCPUとマザーボードに変えた、という結果です。
そもそも、Ryzenも人気ですしAMDは昔から貧乏人の味方(すいません)なのでよく使ってました。選んだCPUはRyzen 3 3100です。今年出て人気がある中では再安価ですが、もし満足できなければその時は買い替える覚悟で買っているので文句はありません。
ビデオカード
ビデオカードですが、今回は動画編集にそれなりに耐えられるPCを作りたい目的もあるため、ビデオカードは絶対に必要でした。動画編集ソフトはDaVinci Resolveを使用予定ですが、全部をGPUで行うわけじゃなく、編集中のシーク(編集ポイントを探すために動画を前後に動かす)ような場合はCPUの能力を結構使うようですね。そしてエンコード時はNvidiaのビデオカードを搭載していると時間短縮になるようなので、結局はCPUとGPUのバランスが必要みたいです。
ということで選んだのはGTX 1650のビデオカード。しかもOCモデルのようで最初から少しクロックが高くなっているようです。CPUより若干値段も高いですね。
メモリ
メモリは特にこだわりはなく、とりあえず最低容量16GBを確保しました。最近のWindows10では多くのタブを開いているだけでも8GBなんてすぐ使ってしまうので、キビキビした動作をさせるには16GBが必要だなと感じてます。
動画編集をやるならこれでも最低ラインでしょうね。そもそもマザーボードが2スロットしかないので、来年早々にメモリは買い替えになるかもしれませんが。
ストレージ
ストレージは当然SSD と思っていました。PC環境はこれだけじゃなくて、NASもあるし他のPCもあるので、とりあえずこのPC自体に大容量は必要なかったので、コスパを考えて1TBのm.2にしました。
このm.2のSSDというのがずっと気になってたんですよね。SATA接続のSSDは使ってますが、m.2は未経験だったので。それにしても省スペースですね。HDDで設置スペースや発熱を考えていた頃を考えると、さすがに進化しましたね。
マザーボード
マザーボードは今後入れ替え予定のAMD CPUに対応できそうなもので極力安価なものを選びました。オーバークロックのしやすさなどを考える場合もあると思いますがそうなるとCPUクーラーや電源なども考える必要があるため、今は定格で安定して動いてくれさえすればOKです。
電源
そして電源ですけど、先の理由もありますし、あまりコストをかけたくなかったのでほぼ最安値の玄人志向のものにしました。今回のPCは目立つ場所に設置したりはしないので、中を見せるから配線の色が云々とか、そういうことも考える必要はありませんので、電源容量が足りていれば問題ありません。
ケース
最後にケースです。大事なのはアマゾンで買えることと、サイズが大きすぎないことだったため、あまり選ばずにぱっと決めました。側面がアクリルパネルになっているわけでもなく、めちゃくちゃオーソドックスなケースですね。
ところで。。。昔はケースを買うと電源もついてきてましたけど、今は電源は別で買う時代なんですね。確かに、性能の高い電源を買ったらすぐに不要になってしまうでしょうし、別売りで良いのかもしれませんね。
自作PCの合計金額は。
ということで、部品代はしめて 60,532円 です。約15年ぶりにPCを自作する割にはケチりましたが(笑、どれも現役で新品のパーツで構成した割にはコスパの良い買い物ができたのではないでしょうか。
少々長くなったので組み立て編はまた別の記事にしたいと思います。