Categories: EOS日記

EOS 60Dからのステップアップ。

2018年5月に60Dを楽しく使って数年。kissx → kissx4 → 60Dと買い替えながら、充実したカメラ生活を送っていたのですが、人間ってわがままですね。どうしてもまたステップアップがしたくなってしまいました。
ただ、めちゃくちゃお金をかけてフルサイズミラーレス一眼に行く、というのはちょっと違うんですよ。今までのように、少額をちまちまかけて、少しずつ新しい買い物をしながらだんだんと高性能なものを手に入れたい、っていう思いがあるんです。
それに、買い物をすること自体が趣味の一環のようなものなので、次はどれ買おうかなーなんてamazonやkakaku.comやヤフオクを見ている時が一番楽しいわけで、最高峰のカメラとレンズを一つ買ってしまってそれでおしまい、というのではつまらないわけです。(もっとも、そんなの買えませんけど)
多分、理解してくれる方いらっしゃると思います(笑。

レンズを買うか、ボディを買うか。

その問題の前に、今、何を悩んでいるか、ということを考える必要があります。なぜ、今のカメラとレンズの組み合わせじゃダメなのか。考えてみると、

  • ピンボケ量産している気がする
  • 特にポートレート撮影で納得のいく写真を撮りたい

ということでした。Canonのレンズかボディを使い続ける、という選択肢は前提とした上で、解決策はいくつかあって、

ピンボケ量産 → 手振れ補正付きのレンズを買う。できる限り三脚を使う。セルフタイマーやリモコンシャッターやレリーズを使う。

ポートレート撮影で納得 → 納得の理由がボケ味なら望遠レンズを買う。ボケやすいフルサイズカメラを買う。

などが考えられました。
納得のいくポートレート撮影って、そりゃ撮影しまくって腕を上げなさいよ、という意見が出てきそうですがそれはごもっともとして、ひとまず何か買って解決する方法だけで考えてます。(何しろ買い物が好きなので)

そこで、できる限りやってみました。その感想が以下です。

三脚を使う → 買いました。確かに使うと手振れはしない。ただ気軽さが減る。
リモコンシャッターを買う → 買いました。便利です。ただし三脚とセットで使用するため気軽さに難ありは変わらず。
望遠レンズを買う。→ 買いました。少々古いレンズですが、Canon 単焦点マクロレンズ EF100mm F2.8 マクロ USM です。これはかなり効果があり、60Dでもかなり綺麗にボケてくれますし、カメラをしっかり固定すればガチピン写真も撮ることができました。ただ、手振れ補正無しレンズなので、換算160mmになってしまうレンズで本気で撮るなら三脚必須だったりと、やはり面倒が残ります。

さすがに買い物好きだけあって回り道をしてますね。それでも使いまわせる機材は増えていくので別に良いのですが。そして、ここまで来ると次にやることはだいぶ絞られました。

  • 手振れ補正付きのレンズを買って、できるだけ三脚不要で撮影できるようにしたい。手振れ補正付きのレンズなら、手持ちでもピンボケせずに撮影できるのではないか。
  • フルサイズボディを買って、100mm macroレンズをちゃんと100mmで使いたい。100mmなら、手持ちでもピンボケせずに撮影できるのではないか。

。。。長くなってすみません。この2つまで絞られ、結局出した結論が「フルサイズのボディを買おう」ということになりました。やっぱり、100mm macro のレンズ、買ったばかりですし勿体ないですからね。それに、このレンズは手振れ補正がないとはいえ、評判は良いレンズですので、真価を発揮してみたかった、というのも大きいです。

フルサイズボディは、何を買うか。

ということでフルサイズなんですけど、これは財布と相談して割と簡単に決まりました。今現在の価格ですけど、ヤフオクとかを見ると、

  • 5D MarkI(初代)20,000円程度
  • 5D MarkII 40,000円程度
  • 6D 65,000円程度

こんな感じでした。60Dを買った時の自分のブログを見返してみたのですが、

「 次に欲しいカメラが中古で30,000円ぐらいで買えるようになるまではこのまま使い続けようと思います。 」

なんて言ってました。割と今の考えと変わってない(笑)。ということで、5D MarkIで決まりです。

5D初代はサポートはとっくに切れている。そしてミラー落ち問題。

5D MarkIIのサポートが2019年11月末に切れてしまったようですから、初代5Dなんてとっくに切れてます。修理もできないため、買う時の条件としては最低でも「ミラー落ち対策」がなされている必要がありました。

そう、5D初代には、ミラーの取り付けが簡素で、ミラーが外れてしまうリコールのような問題が当時発生していたようなんです。ほかの部品が壊れた場合はあきらめるとしても、大事に使っていればそうそうアチコチ壊れたりしたいのが一眼レフですよね。ただ、このミラー落ちに関しては結構問題になっていたようですし、使い手の問題ではどうにもならないため、対策済み(修理済み?)のものが欲しいです。

それさえ気を付ければ、今でも5D classicなんて呼び方をされて、一部では人気が継続しているぐらいの機種なんだそうです。自分は別に敢えて古いカメラを欲しがっているわけではありませんが、そうやって大切にしている人の仲間に入るのも悪くないですよね。

テクノロジーは古いが、自分でカバーする覚悟で買う。

さて、今使っている60Dと比べて違う点はどこにあるのでしょうか。

60D → APS-C 5D → フルサイズ

はわかっているものの、他にも永遠の初心者である自分でも気づくこんな違いがあります。

60D
発売日 2010年9月
1800万画素
ISO感度 100-6400(常用時)オートあり
バリアングル液晶でライブビュー撮影可能
記録媒体はSDカード

5D(初代)
発売日 2005年9月
1280万画素
ISO感度 100-1600(常用時)オート無し
普通の液晶でライブビュー撮影不可
記録媒体はCFカード

ほかにも沢山相違点があるのですが、通常の撮影で困るのは、ISO感度上限が下がる+オートがないということですね。これは以前持っていたEOS kiss X(2006年9月)と同じです。

ほかにも、画素数が減ってしまうことやバリアングル液晶でのライブビュー撮影ができない、というのはちょっと辛いかもしれません。この辺りは、実際に撮影してみてどれくらい辛いか体感してみたいと思います。

記録媒体については、CF→SDカードアダプターを買って使えばいいでしょうね。それもkissXやX4の頃に一度買ったのですが、また買う羽目になるとはね(汗。

ということで、長々と書き連ねてしまいましたが、5D(初代)を購入したら、また感想記事を書いてみたいと思います。

dsdinner.dai

1976年生まれ。東京都在住。 IT関連の仕事をしているから、というわけではありませんが、電子ガジェットをはじめとするIT系のネタを多く扱っています。 最近ですとカメラ関係もだいぶハマってきています。その他車関係も好きです。安くていいものもありますし、必要な時には思い切ってお金をかけるのは仕方ない、という価値観でいろいろガジェットを買って楽しんでいます。 このブログでは、自分が使ってきたものでも良いものは良い、悪いものは悪いとちゃんと言いますのでご安心ください。

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Tags: 60DCANONeos

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